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自律神経失調症を持つ私がやっている心のダメージ対策

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2022.11.10

私は子どもの頃からメンタルがとても弱い人間でした。今回は、ASDと自律神経失調症を抱えており、人一倍ダメージを受けやすい私のメンタルが不調になってしまった時の対策についてお話していきます。

執筆:光丘 月乃 t.mitsuoka

こんにちは、光丘月乃です。

私は子どもの頃からメンタルがとても弱い人間でした。社会人になって色々な人に関わっていく中で、場数を踏んできたので多少は改善されたとは思います。

しかし、それでも未だに「どうしてこんなことで落ち込むのだろう」と自己嫌悪になることは多々あるのは事実です。

今回は、ASDと自律神経失調症を抱えており、人一倍ダメージを受けやすい私のメンタルが不調になってしまった時の対策についてお話していきます。

もし、お役に立てれば幸いです。

心の防御力をアップさせるためにしていること


以前よりもダメージは受けにくくなったものの、悲しいニュースや仕事での小さな失敗など、落ち込むことはあります。しかし、ダメージをいつまでも引きずっていては生活がうまくいきません。ダメージに負けない力を、ちょっとした習慣でつけていける方法があります。

ダメージに負けないために、私がやっていることは次の通りです。

①日記をつける

3年ぐらい前から、手書きの日記をつけています。特に何かあったわけではなくても、毎日一言でも書くようにしています。

日記を書いていると、不思議と心の整理ができるのです。時間がある時に、「自分はこんな時にこのようなことで落ち込んだ」と振り返って自分を見つめ直せます。

ブログやSNSと違い、日記帳を書いて見ているのは自分だけなので、「こう書いたら他人にどう思われるか?」という心配はいりません。自分の素直な気持ちを手書きで表現することで、心が軽くなります。

「悲しい事件のニュースを見て辛かった」

「職場で先輩に注意されて落ち込んだ」

このようにたった一言でも、自分の思いを日記帳に書き出してみると、感情が整理されて心のダメージが軽くなる感覚があるのです。

日記でなくても、嫌なことやモヤモヤした感情を紙に書きなぐって、スッキリしたら紙を丸めて捨てるとストレス解消になります。

②体を動かす

体と心はつながっていると、私は思います。

毎日愛犬と散歩をする習慣があるのですが、元気でやんちゃな愛犬と歩き回っていると、その日にあった嫌なことを忘れられます。そして、愛犬のかわいさに毎日癒されているのも事実です。

それと、趣味で休日に市民プール(室内)に水泳をしに行っています。水の中で無心になって泳いでいると、余計な事を考えずに済むのです。泳ぎ終わった後は、帰宅してライターの仕事に集中しています。運動習慣は、心身の健康はもちろん仕事や勉強の集中力アップにも効果的です。

自分に合った運動習慣は、心の防御力を高めるために最も必要なのかもしれません。

心の栄養になるものを作っておく


近くに心の栄養となるものがあると、何かあった時に励みや支えになります。辛い時や悲しい時、すぐに触れられて自分を助けてくれるからです。どんな時でも、身近に心の栄養のもとがあれば乗り越えられるでしょう。

私にとっての心の栄養について、2点ほどお話していきます。

①読書

お気に入りの作家さんが書いた小説や、あまり内容の固くない自己啓発本をよく読んでいます。私の部屋の本棚は、ちょっとした図書館となっています(笑)

ライターの仕事柄、色々な人の文章に触れて勉強していく意味合いもありますが、日々の読書が心の栄養になっているのは確かです。

その日の気分に合わせて、本棚から読みたい本を選んでいます。読書は、読む人の世界観や価値観を広くして、言葉の奥深さを実感できるものです。

本を通してさまざまな世界や豊かな感情に触れて、心に栄養を与えています。

気が向いたら、地元の図書館に出かけて新しい本との出会いを楽しんでいます。

②動画鑑賞

動物や好きなキャラクター、興味・関心のあるジャンルの動画を見るのが趣味のひとつです。動画を見ながら、「こんなのあるんだ!」「この動物可愛い!」と夢中になって楽しんでいます。

動画鑑賞も、水泳と同じで無心になって楽しめる趣味です。難しく考えず、好きなタイミングで見たい動画を楽しむことが日々の楽しみになっています。

動画鑑賞をしてから出来た習慣は、毎日1回でも笑顔を作ることです。好きな動画を見ていると、自然と笑顔になります。

そのため、私の生活に動画鑑賞は欠かせません。

心にダメージを負ってしまったときの回復方法


心にダメージを負ったら、誰にも迷惑をかけないように部屋に閉じこもります。あまりにもひどいダメージの場合には、何も考えずにベッドに横になってしばらく動きません。気が済むまで、大泣きをすることも…。

そして、読書をしたり動画鑑賞をしたりして気分転換を図っています。少しだけ辛い現実から離れてみて、負ったダメージを回復させています。

場合によっては、自律神経失調症の症状で「ストレスによる頭痛」が起こるのが辛い所です。頭痛以外にも、体の怠さや抑うつ症状が併発するのも少なくありません。そうなったら、体調も考慮して寝て忘れることにしています。

私は引きずりやすい性格もあるので、心にダメージを負ったらすぐに自分なりに対処して回復を心がけます。

自分を大切にしよう

生きている以上、誰にでも辛い出来事はあります。それでも、私たちは生きていかねばなりません。

時には、立ち直るのに時間がかかる場合もあります。それでも、自分なりに工夫して乗り越えていくことが成長につながるのです。

この記事が、読者様の心のダメージを克服するきっかけとなることを祈ります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

福島県に住む30代のWebライター(2022年3月中旬~)。アルバイトをしつつライター活動をしている。スキルアップを目指して、幅広いジャンルで執筆中。趣味は読書、スポーツジム通い、動物観察、散歩など。

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