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できると思っている半分の仕事を引き受けるくらいがちょうどいい

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2023.5.22

あなたは仕事の量や時間を決めるときに、自分には無理だと思う量の限界まで引き受けていませんか?
今回は引き受ける仕事量は自分ができると思っている量の半分くらいでちょうどいいというお話をします。

執筆:タカツキミドリ

こんにちはタカツキです。

私は発達障害と身体的な病気も持っています。普段は元気ですが、疲れが溜まったり天候が不安定になったりすると自分の体調もガクッと崩れてしまう場合があります。

こんな時どうしてもやりきれないのは、引き受けていたお仕事を断ってしまうことです。

私は普段業務委託のwebライターを中心に生活しています。

今は慣れてきましたが、最初のうちは自分が思う仕事量の限界まで仕事を引き受けていたことがありました。

元気な時はいいのですが、困ったことに一度体調を崩すと引き受けた納期に間に合わなくなってしまいそうになることがあります。

もちろん締め切り前に相談して納期を伸ばしてもらうこともありましたが、そう何度も相談するわけにいかず、泣きながら原稿を仕上げたこともありました。

当時は自分のペース配分がよくわかっていなかったので、仕事があるうちに頑張らなくてはと必死になっていたのです。

当然納品後は体調が悪く、回復するのにも時間がかかりました。

満足いく仕事もできないので、自信もなくなって自己嫌悪に陥ることも。自分でもどうにかしないとと悩んでいました。

ペースを把握する

今は自分の執筆スピードがなんとなくわかってくるようになっています。

ポイントはペースを把握すること。最初のうちはタイマーをかけて、正確に時間を記録していました。

慣れてくると段々描くスピードが上がって、そのうち安定してきます。

今回私が提案したいのは、この上限から半分くらいの量の仕事がちょうどいいのではないかということです。

調子が崩れた時のための余白

特に継続したお仕事なら、調子が崩れた時のために余白を持っておくことが大切だと思います。

目の前の収入を考えてつい出来るだけ仕事をつめこみたくなりますが、長い目線で見るとキャンセルを繰り返すより、少ない量の仕事でも確実にこなす方が信用が積み上がっていくと思います。


普段自分が思っている半分の量の仕事に抑えていると、段々もっとできるのにという気持ちになっていきます。

しかしこの時に試して欲しいのは、段階を踏むという方法です。

アルバイトも一気にフルタイムで働くのではなく、数時間増やして三ヶ月継続出来たら時間を増やすやり方でもいいと思います。

気分転換やスキルアップに本業と違うタイプの副業をやってみるのもおすすめです。

アプリなどを使って、体調を記録していくのを忘れないようにしてください。

今の自分ができそうでも、思いがけない体調不良が来ると思って、最初から余白を残しておいた方が無理がありません。

お金があっても健康が損なわれてしまえば、人生を楽しむこともできなくなってしまいます。

健康であればお金は後から手に入りますが、健康を損なうと身体と心は元に戻らない場合もあるのです。

【まとめ】自分の大切な人のためにも無理しない

一番大切にしたいものは自分の体です。

引き受けなくていい量まで引き受けてしまって、無理をして苦しむのは自分。

そして自分が苦しいと周りのあなたを大切に想っている人も苦しむことになります。自分のためだと思えない人は「大切な人のためにも余白を用意しておく」と考えてみるといいですよ。

1987年生まれ。発達障害(ASD)小さい頃から絵や文章を作ることが好きで、現在はwebライターとして働いている。趣味は神社仏閣散策、写真撮影、書道。夢は日本中の温泉地を旅すること。

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