ADHDってどんな風に見えてるの?イラストで解説してみた!
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2021.5.11
職場や身の回りの人に自分の障害や特性を説明したら、「本当にそんな人いるの?」「普通に見えるけど…」などと言われてしまったことはありませんか?
発達障害やADHDは目に見える障害ではありません。そのため、正しく理解してもらえないことや信じてもらえないケースが多いのです。その原因の1つは、障害を持たない人にとって発達特性のある日常や脳内を想像することが難しいからではないでしょうか?そこで今回はADHD当事者である私、ぴーちゃんがADHDの脳内をイメージしたイラストを元に、見えている世界や感じ方を解説していきます!
執筆:ぴーちゃん
ADHD当事者の多くには聴覚過敏や視覚過敏など、感覚過敏の特性を持っています。
たとえば、聴覚過敏の場合は
- 騒がしいところが極端に苦手
- 人ごみの中で会話をうまく聞き取ることができない
などの特性を持っています。
それだけではなく、ADHD特有の意識の不注意によって、周囲の音や人の動きなどで注意散漫になる特性もあります。
このような特性を持っていると、オフィスなどで相手の話を集中して聞くことが困難で、周りの音や動きによってうまく聞き取れないなどということが出てくるのです。
これらのイラストは、あくまで一当事者である私(ぴーちゃん)がイメージする感覚の違いをイラストにしたものなので、必ずしもすべての当事者がこのように感じているわけではありません。
サポート側の場合は、実際に職場の当事者に話を聞いてみるのもオススメです!
目に見えないからといって、そこに困りごとがないとは限らないと意識することが何よりも大切。
ADHDや発達障害を知ることで、サポートしやすくなるかもしれませんよ!
Text by
ぴーちゃん
1997年生まれ。Webメディア・パレットーク所属のイラストレーター。主にTwitterでADHDや発達障害について4枚の漫画やイラストでわかりやすく紹介しています。ADHDとうつでサバイブしてきた自叙伝 『ぴーちゃんは人間じゃない?』 書籍発売中
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