不安障害のわたしが飲んでいる薬に関して
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2021.11.6
周りの人が精神疾患で薬を飲んでいて、それを調べてみると副作用の多さに驚いたことはありませんか？
そんな人のために、実際にどんな症状が出ているのか説明します。
わたしは不安障害と精神科で診断されていて、精神障害者手帳3級を取得しています。そんなわたしが飲んでいる薬だけにはなりますが、どうぞよろしくお願いします。最後まで読んでくださると嬉しいです。
執筆：杉本しほ Shiho Sugimoto
***編集部より***
薬の作用・副作用については個人差があります。
服用にあたっては、必ず主治医や医療機関での診察の指示に従ってください。
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不安障害にも種類がたくさん！
ここからは一般的な不安障害の症状と、わたしの症状についてご説明します。
不安障害にも、さまざまな種類があります。
例えば
- 1 人前に立って喋ることが過度に緊張する
- 2 日常のさまざまな出来事に不安を持つ
- 3 未来に対して、先回りで不安になる
- 4 急に不安が襲ってきて、過呼吸になる
など、こんな症状を持っている人が多いです。
症状から名前が付いていることもあります。1の場合だと、社会不安障害。4はパニック障害と呼ばれています。
わたしの場合、具体的にどんな症状があるかと言うと、
■先の不安を考えすぎて、家から出られなくなる
■酷いときは小学生のときに受けたトラウマがフラッシュバック
■人の言葉を深読みしすぎて勝手に傷つく
このようになっております。
パニック障害や社会不安障害とは言われていません。当てはめるなら、「全般的不安障害」になるのかなと推測しています。
不安障害の薬ってどんなものがあるの？作用・副作用も
ここからは処方されている薬についてご紹介します。
【処方されている薬】
※薬の作用・副作用については個人差があり、あくまでも執筆者の感じたことです。
【ワイパックスについて】
ワイパックスは頓服です。不安な症状が出たとき、出ると分かっている数時間前に飲んでいます。作用は頭がボーッとして眠くなるくらいです。本来は副作用なのですが、わたしの場合は考えすぎるので、これぐらいでちょうど良くなります。
不安が強くて家から出られないときに、よく服用しています。お守り代わりに飲むぐらいで効果はよく分かりません。でも、飲まないときは本当にトラウマが出てきて、酷いと嘔吐・下痢でトイレから出られなくなります。なので、効いているのかなと思っています。
【イフェクサーについて】
イフェクサーは食後に毎日2錠ずつ服用。この薬は症状に合わせて増減をしました。副作用が強いので、医師の判断がないと飲む量を変えられません。わたしの原因は毒親と一緒に住んでいることなので、離れた今は寛解しています。そのため、最小の量を飲んでいます。
あと、イフェクサーは効く人と効かない人にハッキリ分かれます。効かない人は、寛解に向かうどころか、怒りっぽくなるようです。周りでそのような人がいました。絶対に医師の判断に従ってくださいね。飲んでから2週間ぐらい様子を見てくれるので大丈夫だと思います。念のため警告しておきます。
【イフェクサーの副作用】
もし勝手に飲む量を変えてしまうと、離脱症状が酷く出ます。体調も悪化するので注意してください。わたしも飲み忘れたことがあって最悪でした。そのときは体がダル重くなって、不安障害の症状も薬を飲む前より強く出ました。憂鬱な気分がつづき、一日中、寝ていないと体が持たず、お風呂も1週間ぐらい入れませんでした。
まとめ ー服用は必ず主治医に相談してからー
今回は不安障害のわたしが飲んでいる、薬についてご紹介させていただきました。少しでも誰かのお役に立てたなら嬉しく思います。
不安障害にも種類があること、それからわたしの処方されているイフェクサーは、憂鬱な気持ちを抑えてくれます。効果が高い分、副作用も強くなっています。そのため、飲む場合は、主治医に必ず相談してからにしてくださいね。
今後、書く予定の記事は「精神障害者手帳を取得するメリット」や「精神障害者がフリーランスで働くには」など、を考えています。最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
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